30代でマイホームを購入するか、
40代でマイホームを購入するか、
もちろんそれぞれの生活スタイルや状況によっても違いますが
一般的な例でご紹介します。
まず、30代の場合。
購入の場合は、住宅ローン手数料など初期費用が物件価格の3%ほどかかります。
ただ、当初10年間は住宅ローン控除で年間最大40万円戻るため、賃貸よりも住居費が抑えられるケースもあります。
賃貸と違う支出としては、設備の更新費やリフォームです。
水まわりや空調設備など、15年毎を目途に50万円~150万円程度の出費があると見込んでおきたいところです。
一方、購入した場合のメリットとしては、ローンの返済が終わると負担が大幅に軽くなる事です。
50年間のトータルでは賃貸より支出が多くなりますが、資産が残るため、実質コストは軽くなります。
老後に年金から家賃を払い続けるのはかなりの負担となりますが、
購入した場合は老後の負担を大幅に減らせる点が大きなメリットと言えるでしょう。
次に、40代の場合。
購入を40代に先送りした場合、10年間の家賃負担が数千万に及び、ローン返済額と合わせた50年間の支払額合計が億を超える場合があります。
例えば41歳で35年の住宅ローンを組んだ場合、退職後も10年ほど返済期間が残り、老後の資金にも影響してしまいます。
繰り上げ返済をして、返済期間を短縮するなどの対策が必要です。
短縮する事で金利の支払いも減り、住居費総額を減らして老後資金を貯めやすくなるというメリットもあります。
いろいろ考えると、やはり余裕をもって早めにというのが一番いいですね。
私の友人は、30代半ばでローンを組んで戸建を購入しましたが、
繰り上げ返済をしてなんと10年で完済してしまいました。
あっぱれです。