皆さんこんにちわ!
営業の宮城です!!
今回は「土地値で投資物件を購入」について簡単にお話できればと思います。
アパートが建ってるけど土地値で売り出している、なんてことはざらにあります。
嘘でしょ?!っと思う方もいるかもしれませんが、そもそもの査定の仕方違うので起こりうることです。
土地値で購入できれば購入後の出口も安心ですよね。
【土地値で購入する投資物件の魅力とポイント】
不動産投資を始めたい方、あるいは新しい投資先を探している方にとって、「土地値で購入できる物件」は
非常に魅力的な選択肢です。土地値(とちね)とは、物件の購入価格が実質的に土地の価値のみであることを指し、
建物の価値が含まれない、もしくは非常に小さい状態です。今回は、土地値で購入する投資物件のメリットや、
選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。
■土地値で購入する投資物件のメリット
1. 資産価値が下がりにくい
土地値で購入する物件の最大の魅力は、資産価値が比較的安定している点です。
建物の価値は時間の経過とともに下がりますが、土地の価値は場所によっては維持されるか、
さらに上昇する可能性があります。特に、需要の高いエリアでは土地の価格が安定しているため、
価値が下がりにくい投資として注目されています。
2. リスクが比較的低い
土地値で購入する場合、仮に建物が古くなっても、最悪のケースでは建物を解体して更地にすることも検討できます。
これは、他の収益物件と比較してリスクが低いといえるポイントです。また、更地にして再度売却することで、
土地の価値を生かした売却が可能です。
3. 柔軟な活用が可能
古い建物をそのまま賃貸物件として貸し出すか、あるいはリノベーションして付加価値をつけるかなど、
購入後の選択肢が多い点もメリットです。さらに、将来的に新しい建物を建てる計画や、
別の活用方法を検討できるため、投資戦略を柔軟に立てられます。
4. 相続対策としても活用可能
土地値で購入した不動産は、相続時にも有効です。特に、都市部の土地は資産価値が維持されやすく、
将来の相続においても有利です。相続税対策の一環として、資産価値が残りやすい土地を所有することで、
長期的な資産形成が期待できます。
■土地値で購入する際のチェックポイント
土地値で購入できる物件には大きなメリットがありますが、慎重な選定が必要です。
次に、購入時に確認すべきポイントを紹介します。
1. 立地と周辺の将来性を確認
土地の価値は、そのエリアの人気や将来の発展性に大きく影響されます。周辺に商業施設や公共交通機関が充実しているか、
再開発計画があるかなどを調べることで、長期的な土地の価値維持・向上が期待できます。具体的には、駅からの距離、
周辺の商業施設、学校や病院の有無などをチェックしましょう。
2. 建物の状態を把握
土地値で購入する場合、建物が古いケースが多いため、建物の状態をしっかりと確認しましょう。
特に、リフォームやリノベーションを前提にする場合、必要な修繕費がどのくらいかかるのか、
予算を把握しておくことが重要です。老朽化の進んだ物件であれば、解体の費用も視野に入れつつ、
費用対効果を考慮して計画を立てると良いでしょう。
3. 収益性を計算する
土地値物件を購入しても、すぐに収益が得られない可能性があります。そのため、現時点での賃貸収入や
将来的な売却益を含めて、収益性をしっかりとシミュレーションしましょう。例えば、リフォームして
賃貸に出す場合は、賃貸需要があるエリアか、賃料相場がどの程度かを調査することが大切です。
4. 出口戦略を明確にする
不動産投資には「出口戦略」が欠かせません。土地値で購入した場合、将来的に建物を取り壊して更地で売却するのか、
リノベーションして賃貸に出し続けるのかなど、具体的な方針を立てておくとリスク管理がしやすくなります。
特に、購入前から将来の売却計画を想定しておくことで、利益を確保しやすくなります。
■土地値物件を購入する際の注意点
土地値物件は魅力的な選択肢ですが、注意が必要なポイントもあります。
・建物の耐震性や安全性
古い建物の場合、耐震基準が旧基準の可能性が高いため、地震に対する安全性を確認しておきましょう。
・解体、リフォームコスト
古い物件の場合、解体費用や大規模なリフォームが必要になることが多いので、そのコストを把握したうえで
収益性を判断します。
・法的な制限
特に再建築不可物件など、法的な制限がある場合には注意が必要です。土地が再建築できない場合は、
出口戦略が制限されるため、購入前に必ず確認しておきましょう。
【まとめ】
土地値で購入する投資物件は、資産価値が安定しやすく、リスクを抑えた投資ができる点が大きな魅力です。
さらに、柔軟な活用が可能で、将来的な相続対策としても有効です。ただし、立地条件や建物の状態、
必要なリフォームコストなどをしっかりと把握し、収益性や出口戦略を計画しておくことが成功のカギとなります。
不動産投資を始める際は、ぜひ土地値物件の選択肢を検討してみてください。